四条繁栄会とは

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理事長ご挨拶

四条繁栄会商店街振興組合の理事長を仰せつかっております野村清孝と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
四条繫栄会は、西は四条烏丸から東は四条大橋までの四条通沿いの片道約1㎞往復約2㎞におよび、デパートを含めて約260の店舗や事業所、ランドオーナーなどの組合員で構成されています。平成30年には組合結成50周年を迎えました。これも皆様方のおかげによるものだと感謝とともに、厚く御礼申し上げます。
さて、皆様方もご存じのとおり四条通の歩道も拡幅され、美しく整備された空間と、「歩いて楽しい」街並みを楽しんでいただいていると思います。国の内外からの旅行者や観光客の皆様、そして地元京都の皆様も四条のお店で安心してお買い物を楽しんでいただいていると拝察いたしております。
今後もずっとこの街へ来てよかった、この街でお買い物をしてよかった、また誘い合わせて行ってみよう、と思い続けていただけるように、「風格と華やぎのある街」を目指して一同、日々の心がけと研鑽を積んでいきたいと思います。皆様方に訪れ愛していただいてきた長い歴史に応えるためにも、また、先達が残した数多くの街の資産を引き継ぎ、発展させていくためにも、非力ではありますが誠心誠意街づくりに取り組んでいきたいと思います。

四条繁栄会商店街振興組合 理事長 野村 清孝

四条繁栄会商店街の沿革

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四条通は、平安京造営時 (794年) に造られた四条大路を元とし、当時から三条とともに繁華な街であった。その幅員や盛衰にも変化があったが、以来、都の中心地として続いてきた。 祇園商店街とともに八坂神社から連なる参道として京都市民の購買の地であり、観光客も多く京都で一番人出の多い街のひとつである。祇園祭山鉾巡行のメインストリートとしてメディアでもよく報道されている。 四条繁栄会商店街は、四条通の鴨川から烏丸まで、約1㎞の車道の両脇延べ2㎞に及ぶ歩道側に沿った京都最大規模の商店街である。 商店街には3百貨店が存在し、メガバンクと地元金融機関そして損保・証券会社も揃い、京都を代表する伝統的商品を扱う老舗も多く、最近では海外ブランドの大型店舗の進出も著しく、飲食、小売、ビジネスの一大中心地である。 また、京都市の先進的な取り組みであるテラス型バス停の導入など、車線減少を伴う最大2倍近い歩道の拡幅が、2015年に完成した。

基 本 理 念

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四条繁栄会は新しさと伝統に加え独自性を重視する商店集団を目指す。
また世界の「きょうと」、しかもその中心商店街としての認識と誇りを強く持ち、「風格と華やぎ」あるストリートとしての環境整備を常に心がけ、
それにふさわしい構造、空間、店舗の姿、魅力ある商店機能・情報発信力を持つ
「街(まち)」とする。

平成13年 1 月制定  
平成30年10月改正  

地区計画条令制定

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平成13年に組合の基本理念を制定。これを基に、将来に渡り四条通の「風格と華やぎ」を護るため、組合員および地権者の全合意を得て、平成15年に、京都市条令として、風俗営業店の出店、今以上のパチンコ店の出店禁止を定めた地区計画が制定された。
これは、古都京都の景観と風紀を護る上でも大きな効果を発揮し、四条通の魅力を高めている。

  都市再生モデル調査「風格と華やぎのまちづくりビジョン策定調査」報告書
  (平成16年3月)

街づくり事業

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商店街の街づくりとして、広報誌「四条」による広報活動、インターネットによる組合の情報の全国への発信、季節を彩るアーケード下の大掛かりな装飾、防犯カメラ82台の設置とその画像の集中管理、歩道とアーケードの定期清掃と自転車走行・駐輪禁止を促すための巡回など安心安全にも注意を払っている。
平成17年に京都市に対して、「心地よく歩ける四条通」の実現に向けた要望書 ~交通環境の改善に向けて~を提出。平成19年秋、歩いて楽しい街づくり、将来のトランジットモール化を目指し、歩道を仮拡幅し、マイカーの通過禁止、物流車両の乗入規制などを盛り込んだ交通社会実験を、京都市の主導で実施した。
要望から10年、念願の四条通歩道拡幅工事が平成27年10月末日に行政・京都府警・地域の皆様のご協力で完成。

IT事業

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四条繁栄会は、合同会社KICSの代表社員として、クレジットカード・デビットカードの一括処理事業、物流合理化・宅配便データの一括処理事業そしてインターネット通販サイトの運営を他の商店街組合や業種組合の協力を得て展開している。
KICS加盟店で従来のカード機能に加え、電子マネーによる店頭決済も可能となった。
平成23年2月、アーケードに無線LANのアンテナを設置し、来街者に無料でインターネットへの接続ができるサービスを提供している。

エコ活動

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平成18年、19年、「レール&ショッピング」と題し、マイカーによる来街から鉄道交通への利用促進を図り、以て、CO₂削減を目指すというエコ事業を展開した。
この手段として、鉄道ICカードによる鉄道での来街、その紐付きクレジットカードによる加盟店での購買データを照らし合わせ、当日の運賃相当分を顧客に還元するという方法を発案し、JRと私鉄各社の賛同を得て事業を実施したものである。

エコヘの基本理念

商店街がエコ活動するということは、ややもすると我慢や辛抱が先に立ち、経済活動を妨げる要因になるのではないかという考え方がある。
これでは、エコ活動は長続きしない。
エコ活動と商業発展が両立してこそ、エコ活動は長続きし、組合員の意識も高まる。
四条繁栄会では、先のレール&ショッピング事業の全く新しい発想でもみられるように、今後とも、エコ活動と商業発展が両立する事業を創意工夫し、提案していく。

組合概要

正式名称 四条繁栄会商店街振興組合
住所 〒600-8005
京都市下京区四条通麩屋町西入立売東町24番地
TEL 075-221-2408
FAX 075-223-0586
URL https://www.kyoto-shijo.or.jp
役員 理事長 野村清孝(理事:33名 監事:2名)
設立 昭和44年7月3日
出資金 1口 10,000円/総額4,560,000円
決算日 3月31日
組合地区 京都市下京区、中京区、四条大橋以西-四条烏丸以東間
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